今をときめく若手SF作家、小川一水さんのハヤカワブランドからの初の単行本、第六大陸。読み始めたらあっというまに1、2巻とも読んでしまいました。
うーんとね、ハヤカワのJAはライトノベルではない、と一応私は思っているのですが……いっそのことこの第六大陸は、ライトノベルというよりは、妙と走也の恋愛はもっと嬉しはずかし風にして、んで秦の件はもう少し人情味をつけ足した描写にして、そんでいっそのこと「児童文学」にした方が良かったのではないか? と思ってみたりしちゃいます。あ、これ、褒めてるんですよ。思いっきり。
勿論こういう趣味に走った傾向のSF小説は面白いですし、人間の描写が足りないとか、そういうありきたりな欠点を含めても、日本のSFジャンルにとって有意な小説だと思います。けど……例えば、野尻さんのふわふわの泉とかも、だけどさ、子供にSFの面白さを教えてくれる、ベイシックな作品として出版されたら……これはこれでまた非常に有意だと思うのですよね。児童文学というか、ジュヴナイルかな。キャラクター描写が深すぎない、というのはある意味ジュヴナイルに向いているという気がしないでもないですしね。
ただ、最後のスターロードの下りはちょっと不要だった気がしないでもないですが……。飽くまで、企業小説の形を模したのが、この小説のミソと言う気がするもので。
外伝、発送のお知らせがbk1より到着。すると、明日には届くな。わぁぃ。早く来い〜。待ちきれないよ〜。しばらく、ゲド漬けになりそうな予感。
今日の午後、小学校のマラソン大会が開催。近くの陸上競技場で1キロ走るというので、仕事の最中小一時間抜け出して見学。
走る最中あっちをみたり、こっちをみたりと必死さが見られないのは相変わらずでしたが……けれども去年と比べたらまだ「走ってる」感があったので、良しとする。